どうして「スバラシキ英国園芸ノススメ」なのか

ちょっと読んで 「あんまり面白くないなぁ」 と思った方。
騙されたと思ってしばしお付き合い下さい。

7年間の英国留学中にしたためたメールは300を越えました。
そしてこれが 「尻上がり的」 に面白くなっていくのです。

当初の初々しい苦学生の姿から、徐々に英国に馴染んでいく様子は100%ノンフィクションのリアルストーリー。

「スバラシキ英国園芸ノススメ」の旅はまだ始まったばかりです。

2011年5月12日木曜日

2000年02月14日 「試験終了」


こんにちは。
今は土曜日17:00です。

試験は先週無事に終りました。
しかしながらいまだにレポートに追われて今週末も羽を伸ばせず寮にとどまっています。

試験は「土壌学」「土壌生物学」「病害虫」「エンジニアリング」の4科目で、大したことないといえばそうなのですが初めての本格的な試験でしたので緊張しました。

当然ながら設問、解答全て英語なのでまず設問を正確に理解するための準備、そして頭のなかで理解したことを英語で表現する準備を通常の試験勉強に加えねばならず、丸々2週間試験勉強に費やした感じがします。

この調子ですと卒業前の7科目ある試験が思いやられます。
ありきたりの感想ではありますが、改めて日々の理解の積み重ねの重要性を痛感しました。

試験日が近づくと夜中に目が覚めたりするほど緊張し、こんなことは近年なかったことです。
覚えねばならぬことを寝る前にムニャムニャと唱えて眠ると翌朝には記憶できているという新たな才能も発見しました。

結果はまだ分かりませんが、ともあれ終ってホッとしています。

日が延びてきたという話は以前しましたが最近の延び方たるや目覚ましいものがあります。
17:00過ぎでもホンノリと明るく、僅か1か月半で約90分近く日が延びた感じです。

心なしか朝霜が降りているという日も少なくなってきていると思われます。
かたやスノードロップといった球根類もあちこちで芽吹き花を咲かせています。
間違いなく春に向け前進しています。

試験、レポートから早く解放されて本格的にあちこちの庭めぐりをしたいものだと思っています。
日本の寒さも厳しいことでしょう。
どうぞお身体をお大事に。


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