先週は当地も気温25度という初夏を思わせる陽気が数日続き、ようやくこれで薄着で歩けると思ったのも束の間、今日からまた気温がグッと下がりぬか喜びに終りました。
さて今年は英国でJAPAN2001と称して各地で日本に因んだイベントが開かれています。
例えば来週はロンドンで日本から運んできた御神輿が出て「祭」が行われるのだそうで、これは是非アパートの隣人ビル君を連れて見に行こうかと思っています。
ケンブリッジの植物園でも6月に「The Art of OSHIBANA」と銘打って押し花教室が開かれることになっています。
講師を務めるのは日本で押し花の第一人者だという杉野さんという方。
彼とそのスタッフは準備と下見を兼ねて3月に一度ケンブリッジに来ていたので興味がありました。
植物園の最高責任者である教授からは押し花教室の通訳を頼まれたのですが、その時は出たところ勝負でいいや程度にタカをくくっていました。
ところが植物園に限らず街のいたるところにとても立派な押し花教室のチラシが置いてあって大々的に宣伝しているのを発見。
更に王立園芸協会の会報誌にも大きくその押し花教室のことを取り上げられているのを発見。
事の大きさを認識するにいたりました。
そして通訳など安請負してしまったことを後悔したのですがもはや後の祭。
大慌てで日本の担当者に連絡をとって、一体どんなことをするのか、どういう流れなのかといった資料を送ってもらい準備に取りかかりました。
送ってきた資料を見てビックリ。
ナント先方は「世界押花芸術協会」ですよ。
せめて日本押花協会とか、あるいは青梅市押花協会くらいにしておいてくれれば、などとその団体名の凄さに恐れ入ってしまったのでした。
そもそもワタクシは押花なんてこれぽっちも興味がないのになんでまた、というカンジです。
俄然被害者意識が盛り上がってきました。
まぁ愚痴っても始まらないので押花教室が開かれるその日までは「押花英会話」の習得に全力をあげて取り組む所存でございます。
どうなることやら、楽しみな気持ちが半分と、トホホという不安な気持ちが半分でしょうか。
恐らく爽やかなる笑える御報告ができるのではないかと思っていますがどうでしょう。
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