どうして「スバラシキ英国園芸ノススメ」なのか

ちょっと読んで 「あんまり面白くないなぁ」 と思った方。
騙されたと思ってしばしお付き合い下さい。

7年間の英国留学中にしたためたメールは300を越えました。
そしてこれが 「尻上がり的」 に面白くなっていくのです。

当初の初々しい苦学生の姿から、徐々に英国に馴染んでいく様子は100%ノンフィクションのリアルストーリー。

「スバラシキ英国園芸ノススメ」の旅はまだ始まったばかりです。

2012年4月10日火曜日

2001年05月09日 「買物ゲーム」


連休はいかがでしたか?

最近耳にしたニュースですが、英国で列車強盗をしたオジサンが南米で逃亡生活を送っていたらしいのですが「パブでビールが飲みたい」という望郷の念に駆られて逮捕覚悟で帰国して捕まったというのがありました。
パブでビールを飲むという行為が英国人にとってどういう深い意味があるのか、何となく分かる気がします。

さてこちらは5月だというのに相変わらず肌寒い毎日が続いています。
昨年の今頃は明らかにもっと暖かかったと記憶しているのですが、やはり異常気象なのでしょうか。

土曜日にアパートの隣室のビル君がスーパーマーケットに車で買物に行くけど一緒にどう?と誘ってくれました。

ところが彼の車に乗り込んで出発という段でエンジンが掛かりません。
どうやらバッテリーがあがってしまっているようで、日本のJAFに相当するRAC(Royal Automobile Club)に連絡をしてエンジンが掛かったのはそれから1時間後のことでした。

時刻は21:35。

スーパーは22:00で閉店します。

エンジンは掛かったもののエンジンを切ることなく少なくとも30分ほど走って充電する必要があったためスーパーの駐車場で一人が買物に走り一人が車で待機し、買物を終えたほうが今度は車の番をして・・・と超効率買物作戦を余儀なくされました。

まさかエンジンを掛けっぱなしで二人して買物に行ったら車は跡形もなくなっているでしょうし。

まさに苦渋の作戦です。

ビルは「オマエが先発で行け。時間は気にしなくていいから。まぁオレは明日でもゆっくり行けるし。」と言いますが額面通りに「アッそう」とも言えず、アパートからスーパーに向かう車の中で「野菜コーナーでアレを買って、肉売り場でコレを買って、あとはパンとミルク・・・」とイメージトレーニングをしてスーパーの駐車場に到着と同時にスーパーの入り口に向けて猛ダッシュです。

入り口ですかさず買物かごを手にして、イメージトレーニングで予行した通りに寸分の無駄もないしなやかな動きで買物を済ませました。

その所要時間はナント7分。

画期的スピードと申せましょう。
よくテレビ番組で制限時間以内に予算内の買物をするというのがありますが、まさにそれを地でいくカンジでした。

息を切らせて車に戻ると、今度はビルが血相を変えてスーパーに駆け込みます。

普段悠然とした男なので、あたふたするビルを見ていて可笑しかったです。

どうにか二人して無事に週末の食糧買出大作戦を遂行しホッとしました。

やっている本人としてはその時は無我夢中で必死でしたが、今こうやって振り返るとなんとも間抜けな買物ゲームでしたね。

何を土曜日の夜に大のオトナふたりが息を切らせてやっているのだか・・・。



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