風邪を引きました。
大したことはないのですが。
最近植物園でははやっていて、順番に風邪をひいているようなかんじです。
しかし、僕の場合は流行にながされたというよりも今週から本格的に通いだしたプールが原因ではないかと思っています。
先週ようやく「ケンブリッジ市民カード・学生版」というものをつくりました。
これによりプールが格安で利用できるというので一ヶ月の定期を購入して毎日通うことにしました。
定期は通常5000円しますが、このカードを使って購入すると1800円になります。
スバラシイ。
最近は暗くなるのも早くて夜間ジョギングするのは安全上やや問題もあるし寒さでケガのリスクも増えるのですが、プールはそれらの問題点をみごとにクリアしています。
植物園のスタッフには一時間の昼休みをつかって泳ぎに行く輩もいるほどです。
昨晩はケンブリッジ郊外に住む英国人の知人宅に招かれ夕食を御馳走になりました。
そこである決定的なことに気付きました。
彼の家はとても暖かいのです。
というか僕のアパートの部屋が異常に寒いのです。
以前書いたかもしれませんが当アパートにはセントラルヒーティングシステムがなくて電気ラジエーターで暖をとることになっています。電気代をケチるあまり、なかなかスイッチを入れないためいつも底冷えのする部屋となっています。
ささやかな自己防衛策として寝袋を買ってそれを膝掛けにしたりしていました。
この前スーパーマーケットで電子レンジで暖めるゴムの湯たんぽを発見して即購入しました。
英国人の友人によると通常3000円くらいするものらしく、1200円ほどで手に入れた僕は相当得意でした。
この湯たんぽは厚いゴムの密閉された容器のなかに謎の液体が入っていて、これを丸ごと電子レンジに入れて2分ほどチンすると出来上がりというシロモノです。
あとはやけどしないように専用のキルトの袋にいれて使います。
あるときは膝の上に、あるときは布団にしのばせ、「これでこの冬は乗り切ったも同然なのダ!」と高笑いしていたのに、他人様のおウチはこんなにも暖かいのか、と思うと自分のしょうもない苦労がとても虚しいものに思えてきてしまいました。
もうひとつの我が部屋の大きな欠陥があります。
それは換気扇がないことです。料理は大いに楽しむものの、キッチンがあるわけでもなくて部屋の隅にオーブンレンジがあるといった程度のもので本格的に料理をすることを前提としていません。
換気扇がなくて料理をすれば当然全てのニオイが部屋中に充満します。
布団も服も全て燻製になってしまいます。
仕方なく料理中窓を開けるのですが、冬の冷たい空気が容赦なく入り込んできてしまうので、そこそこの換気を終えると窓を閉めます。
また部屋の温度が下がります。
洗濯物は北向きである我が部屋の中に干しているのですが、脱水機のパワー不足なのかキッチリ絞れていないようで、ときおり一週間かけて部屋に干してあることもあります。
日中の外出時に窓を開け放していくわけにもいかず、かといって中庭にも天候が不順すぎてアテにならず安心して干していけません。
この前洗ったばかりのシャツの袖に手を通したところ「なんか臭うゾ」とクンクンとシャツのニオイを嗅いでみると、いろんな料理のニオイが混ざった不思議なニオイがしてガックリしてしまいました。
これにはちょっと悲しくなり、冬場のみ近所のコインランドリーの乾燥機を使おうと考え方を改めた次第です。
節約も過ぎて風邪を引いたり、燻製シャツを着たりというのは方向性を完全に見誤っており、今後は改善を図っていきたいと思っています。
そんな11月の日々です。
日本は文化の日でしょうか。
どうぞ3連休お楽しみください。
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