唐突な題名ですが雑談をふたつ。
最近は毎日セクションのリーダーから「今日の植物」と称して植物を分類してその名前を覚えるというトレーニングをしています。
というか、やらされています。
彼は本当に博識で僕の知識の無さを嘆いて、というか心配してくれて愛情をもってこういったトレーニングを課してくれているわけです。
昨日は大きな針葉樹の絡みついた植物をさして「明日までに分類して正確な名前を学名で答えろ」と言われて、その植物を切って持ち帰り調べようとしました。
剪定ハサミで切れば問題なかったのですが、ちょうどハサミをロッカーに置いてきてしまったので持ち合わせず、手でちぎろうとムンズとその植物を掴んで引っぱりました。
するとモノスゴイ激痛が左中指に走りました。
大きなトゲが刺さったのかと思って慌てて握った葉を放して指を見てみると大きなハチがまだ指にとまっていました。
トゲではなくハチに刺されたのです。
一人でのたうち回っているとリーダーである彼が「そりゃハチじゃない、WASPだ。ハッハッハッ。じゃぁまた明日ね。」と自転車で家に帰りがけに声をかけていきました。
WASPってスズメバチってこと?!園芸の道がまだ浅いひよっこの僕はこれまでケムシには刺されたことはあってもハチはまだ経験したことがありませんでした。
トゲに刺されたような、指を切ったような、火傷をしたような刺激的な痛みがジンジンと続きます。
指の毒を吸いだしつつ、恨めしげにその植物をよく見るとおびただしい数のハチがブンブンたかっています。
気付かなかったとはいえ、よくもこんなものを掴んだものだと我ながら感心してしまいました。
リーダーは「失敗から学ぶのダッ」と言って去っていったのですが、これは失敗じゃぁないよなと指を吸いつつ心の中で彼に反論していました。
そして次はモンゴル人のお話。
なにかと申しますと植物園に出入りしているボランティアのおばさんと話をしていたら「アナタはどこから来たの?」と聞くので「東京ですよ」と言うと「あなたはモンゴル人?」とトンチンカンなことを言います。
「東京って言ってんでしょっ!」
と思いつつもやんわりと
「いいえ、日本人ですよ。」
とスマイルで返すと
「アナタは日本人には見えないわ。私はちょっと興味があっていろんな国の人の特徴を研究しているんだけど、アナタはもっと北の大陸の人よ。同じ東洋人でも地域によって人は違うものなの。アナタは背の高さや体格、頭のカタチ(?!)が日本人じゃぁないわ。モンゴル人よ。」
と人の気にしていることも省みずズケズケと言いたい放題です。
「モンゴル人ですかぁ。言われたことないんスけどねぇ、これまで。」
と言うと、
「アラッ、褒めたのよ。」
ですって。
実は自分って大陸っぽいかもって少しだけ思ったことはあったので、まさかそんなことを初対面のおばさんに言われるなんてちょっとドキッとした次第です。
0 件のコメント:
コメントを投稿