御無沙汰しております。
しばし更新ができておらず申し訳ありません。
このブログは過去に書いたメールをもとにアップしていますが、現在事情があって過去のデータが滞っております。
現在、復旧作業中ですが、また近々に再開できるものと思います。
しばしの休載ご容赦ください。
7年間にわたる英国園芸留学がどのようなものだったのか。ブログもなかったあの頃。親しい友人あてに送っていたメールには生々しい当時の様子が記してありました。100%ノンフィクションのちょっと笑えて、ちょっと泣けるスバラシキ英国園芸ノススメ。 通常のブログとは異なり、当時の日付に基づいてありのまま公開しています。 リアルな英国園芸・英国生活の姿が浮き彫りになっている貴重な記録を今アナタにも。
どうして「スバラシキ英国園芸ノススメ」なのか
ちょっと読んで 「あんまり面白くないなぁ」 と思った方。
騙されたと思ってしばしお付き合い下さい。
7年間の英国留学中にしたためたメールは300を越えました。
そしてこれが 「尻上がり的」 に面白くなっていくのです。
当初の初々しい苦学生の姿から、徐々に英国に馴染んでいく様子は100%ノンフィクションのリアルストーリー。
「スバラシキ英国園芸ノススメ」の旅はまだ始まったばかりです。
騙されたと思ってしばしお付き合い下さい。
7年間の英国留学中にしたためたメールは300を越えました。
そしてこれが 「尻上がり的」 に面白くなっていくのです。
当初の初々しい苦学生の姿から、徐々に英国に馴染んでいく様子は100%ノンフィクションのリアルストーリー。
「スバラシキ英国園芸ノススメ」の旅はまだ始まったばかりです。
2013年1月14日月曜日
2012年11月16日金曜日
2002年04月05日 「春来る」
東京の桜は例年にない早咲きだったそうで、今ようやく春本番到来でしょうか。
こちらケンブリッジにもようやく春が来たようです。
先週末(3月31日)に時計の針を1時間進めてサマータイムに突入しました。
サマーと呼ぶにはいささか早い気もしますが、もはやウインターという気配は有難いことにありません。
それが証拠にモクレン、ヤマブキ、モモなどが咲きほこり、落葉樹は一斉に新芽をふいています。
僕も気持ちは夏に向けて短パン、ティーシャツといういでたちですが、気まぐれな天気に備えてフリースも手放せず、おっかなびっくりの春といった感じです。
さて、最近はどうして過ごしていたかというと3月の中旬に我が妹がアメリカはラスベガスで結婚式を挙げるというので、それに合わせて10日間の休暇を取って前半はラスベガス、後半は一人気ままにカルフォルニア、アリゾナ、ユタあたりの国立公園などを巡る旅をしてまいりました。
このアメリカ旅、色んなことがあって書くことがあまりに多く、「ハテ、どうしたものか」と悶々としているうちに今日になってしまいました。
本来の目的である妹の挙式は、おかげさまでつつがなく執り行われ、兄として感慨にふける一方でカジノデビューも果たしました。
後半の国立公園巡りでは、カルフォルニアで灼熱の砂漠をいったかと思えば、ユタにおいては雪がちらついたりして、改めてそのスケールの大きさにスゲー国だなぁと感心しておりました。
ケンブリッジに戻った後も週末に植物園で一般向けの公開行事があったりしてその手伝いをしたり、その次の週末も丁度週末当番に当たっていたため土日とも通常通り出勤したりして忙しく過ごして、気が付けばもう4月といった具合です。
時差と片道24時間におよぶ長旅の疲れが癒えたのか癒えないのか良く分からないまま日々は過ぎていきます。
ラスベガスから植物園に戻ったその日に試験があったのですが、何も準備できず参加だけしたのですが、やはり結果は思わしくなく「採点外」ということで返ってきてしまいました。
試験の結果は毎度掲示板に張り出されるのですが
Masaya Tatebayashi Jet-lagged
となっており、「ウマイこと言う!」などと変に感心してしまいました。
そしてこういうことは重なるときは重なるもので、この週末にはオランダはアムステルダムに2泊3日の一人旅に出掛けます。
「アムステルダムに行くのだ」と言うと「大麻でも吸いに行くんでしょ」とか「飾り窓をのぞきに行くんでしょ」などと冷やかされるのですが、いえいえオランダですものチューリップを見に行くのですよ。
オランダのキューケンホフ公園というのがチューリップではとくに有名でヨーロッパにいる間に一度は見にいきたいと思っていたところ、丁度手頃な格安航空券を見つけたので行くことにしました。
ラスベガスでは結婚式という「オメデタ気分」で自制心を失ってつい分不相応なホテルに泊まってしまいましたが、このアムステルダムではユースホステルのタコ部屋に泊まります。
さらに飛行機の手配をした後に知ったのですが、丁度この週末から10年に一度といわれるオランダの大花博覧会「フロリアード2002」というものが開催されるらしく、これもシッカリ見て勉強してこようという意気込みでおります。
そんな訳で花のつぼみもほころび、庭もにわかに活気付いて忙しくなってきました。
一年で今が一番良い季節かもしれません。
どうぞ春爛漫楽しい毎日をお過ごしください。
2012年10月31日水曜日
2002年02月11日 「連休でしょうか」
さて今日は日曜日でしたが、植物園の週末当番だったために普段どおりに働いていました。
週末の当番は必ず二人一組でやることになっていて、今日の相棒はジョンでした。
昼飯のときに「今日仕事が終ったらウエルニーに野鳥の餌付けを見に行かないか?」と誘われ、仕事終了後、ジョンとジョンのお母さんを乗せて3人でウエルニーという湿地帯にある野鳥センターに餌付けを見に出掛けました。
ここは以前一人で出掛けてバードウオッチングの楽しさに目覚めた場所で、今の時期はアイスランドから白鳥が大群で飛来し、自然保護団体が決まった時間に餌付けをするのです。
観察小屋には餌付けの一時間半前に到着し、特等席を確保しました。
その後どんどん人が増えて18;30の餌付け開始時刻には押すな押すなの大盛況でした。
あたりが漆黒の闇に包まれた中で投光機に照らし出された水面におびただしい白鳥たちが餌が今か今かと待ち構えているのが分かります。
暗闇に白鳥たちの白い身体がまるで浮き上がるかのように目に映り、とても幻想的な光景でした。
普段植物ばかり追いかけているので、とても新鮮で楽しいひとときでした。
折角ですので写真を添付します。
フラッシュを使わなかったので手ぶれ写真になってしまいましたが雰囲気は伝わるでしょうか。
それでは楽しい3連休をお過ごしください。
2012年10月19日金曜日
2002年02月10日 「オリンピック開幕」
冬季オリンピック開幕といいながらも、テレビのスイッチをひねるとオリンピック番組はとても少なく、「ハテ、本当にオリンピックは始まったのかしら?」と首を傾げたくなります。
恐らく英国はスキーをはじめとしてウインタースポーツは今ひとつ盛んではないためではないかと想像しております。
もしこれがノルウエーなどの北欧三国あたりであれば伝えかたが違うだろうにと思います。
今日は何といっても「マーガレット王女死去」が国内のトップニュースでした。
街を歩けばそこら中に半旗が掛かっていて事の重大さがうかがえます。
今テレビではオリンピックそっちのけで盛り上がっているのは「ポップ・アイドル」という番組です。恐らく。
これはロングランの歌謡オーディション番組で、ン万人に応募者の中から予選をくぐり抜け、本選を勝ち抜いた参加者が、ふるいに掛けられて毎週一人ずつ落選し、ついに最後に残った一人がポップ・アイドルとしてデビューするというものです。
この落選を決めるのが視聴者からの電話投票で週を追うごとに熱を帯びてきて、今日がその決勝の日なのです。
決勝に残った二人はウィルとガレスという男性2人。
なんでこんなに詳しく知っているかといえば、新聞をはじめテレビ、ラジオなどマスコミの取り上げ方がスゴイので嫌でも知るところとなったのでした。
大衆紙であるザ・サンはいうに及ばずいわゆる高級紙であるザ・タイムズといった新聞、そして番組主催の局に限らず各放送局でもこの1週間は「ウィルか、はたまたガレスか?!」「アナタはどっち派?」とウルサイことウルサイこと。
まっ、平和なんですね。
さて改めて驚くべきは2002年も1ヶ月がアッという間に過ぎてしまったということです。
ウーン、早い、早すぎる。
1月は何をしていたのかと言えば、改めて振り返るに大したことは何もしておらず、淡々と植物と向かい合う、そんな日々でした。
しいて言えば、ケンブリッジ大学の単科コースで「庭園史」の受講をしているのですが、これのレポートの締め切りが1月末ということで提出のその日まで「ああでもナイ、こうでもナイ」とすったもんだしておりました。
6週間ほど前にやや小型のレポートの締め切りがあって、この時に段取りを誤ってかなりあたふたしたのを教訓に、今回は締め切りの10日前には完成して高笑いしておりました。
ところが時間があったので何度も読み返しているうちに「アラ、ここはこれよりもこっちの表現のほうがステキなのではなかろうか」とか、「ここにもっとダイナミックな意見を大胆に取り入れた場合、ものすごくアピールしちゃったりして」とか、こう後から後から修正のアイディアが湧いてきて収拾がつかなくなり、とうとう提出の前夜まで手直ししていたというわけです。
この庭園史のコースを受講して改めてイギリスの庭の奥深さと申しましょうか、イギリス人の古いもの嗜好が伺えたのでした。
フィールド・トリップと称した野外授業では16世紀頃の領主の庭園を実際に訪ね、その保存、維持、回復にまつわる話を聞いて彼らの情熱に圧倒されました。
感心半分、あきれ半分ってところでしょうか。
よく言われることですが本当に古いものを大切にしていて「古いことは良いことだ。ついでに古きゃあ古いほうが良いのだ!」という国民性のようです。
私の住んでいるボロアパートも竣工1870年ですから、堂々の「築132年!!」ということになります。
古いのは良いが、寒さとカビをもうちょっとどうにかしてくれと言いたいですが。
そんな寒さはまだ和らいだとは言えませんが、春の予感がここそこに感じられるようになってきました。
なんと言ってもスノードロップ、クロッカス、スイセンなどの春を告げる球根類が順番に見ごろを迎えようとしていますし、モクレン、ウメなどのつぼみもかなりスタンバイしています。
日照時間も日に日に延びてきて、現在は日の出07:26、日の入17:04と最盛期には16時前に真っ暗だったことを思えば格段の進歩と申せましょう。
そんな2月の模様を徒然なるままにお知らせしました。
どうぞ楽しい3連休をお過ごしください。
2012年10月14日日曜日
2002年02月05日 「スリップダウン」
お元気ですか。
私はちょっと風邪を引きまして、ダウンというほどでもないのでスリップダウンといったところです。
先週の木曜深夜と申しますか、金曜の未明、就寝中に何か背筋にゾクゾクするものを感じたのですがそれ以来調子がすぐれません。
先週末は植物園の休日当番に当たっており、土日ともに平常どおりに働き、月曜日にはかなり足元がフラフラで、午前中に温室に水をやったところでギブアップして帰ってきてしまいました。
そして今日、火曜日は喉が異常に痛んだために大事をとって仕事を休み、先ほど起きたところです。
まぁ風邪ですので放っておきゃぁ治ると信じて気楽にしています。
昨日はほとんど何も口にせずに床に就いたため、かなりの空腹を感じて「とり雑炊」を作って食べました。
風邪で頭もボーッとしているというのに我ながらマメな奴です。
消化と栄養を考慮し、かつ冷蔵庫の備蓄食料を眺めて作ったのですが、ことのほか美味しくて身体も暖まりウムウムと頷きながらモクモクと食べました。
食べ終えた後は食器も洗わねばならず、風邪でだるいので後回しにしようというサボリ心も芽生えないではなかったですが、料理、食事、後片付けが一つの動作としてもはや身体に染み付いているようで、チェッと舌打ちをしつつツイツイ全てを洗い終えてしまいました。
僕は薬はあまり好きではなく、よほどのことがないと口にしないのですが以前風邪をひいて辛かったときに買った薬の残りがあったので飲んでみました。
「LEMSIP」という、そこら中で売られている一般大衆風邪薬で、幾つかのシリーズがある中の「Max Strength」と謳ってある一番効きそうなやつです。
これは顆粒で、マグカップに入れてお湯を注いで飲むというもので味はレモン味。
まぁ気休めですね。
そんなわけで健康バカが売りの私ではありますが、ちょっとつまづいて平日の昼に手持ち無沙汰になり、このメールを書いています。
こんな日に限って窓の外は快晴!!
神様はなかなかイジワルです。
2012年9月30日日曜日
2002年01月13日 「疲れました・・・」
何に疲れたか。
寒さと現在の住環境にほとほと嫌気がさしたと申しますか疲れました。
まぁ寒いと言ったってマイナス20度になったりするわけではないので大したことはないのですが、自室の寒さはなかなか厳しく辛くなってきました。
我が部屋には2つの電気式ヒーターがありますが、電気料金は家賃に含まれずに別精算となり、かつ暖房効果はそれほどではないくせに消費電力は相当なものでなかなかスイッチを入れようという気になれません。
当アパートは築およそ200年ほどの英国にてはゴク普通の建物ですが、大家がケチなため設備が古いままなのです。
特に僕の部屋は昔ながらの設備がそのまま残っており、今では全く使われなかった古いコインを電気メーターに入れると目盛が巻き上がる仕組みです。
コインは便宜上使うだけで、実際はメーターを月末と月初に測って精算することになっています。
で、この利きの悪いヒーターのスイッチを入れると電気メーターの回転がエラく早まるので、自分の脈も早まって気が休まらないというわけです。
繰り返し申し上げているように、最近は耐寒マイナス7度という寝袋にくるまって寝ていますが、フト「何で自分の家で寝袋で寝なきゃならんのよ・・・」と切なくなることもしばしば。
寝袋で寝ること自体に疑問を感じるようになりました。
加えて耐え難いのはカビです。
我が部屋は四角形をしているのですが、角部屋ということで2面が外に面していて、そこが結露して汗をかいてカビがはえるのです。
その壁に寄りかかっている、あるいは立てかけてあるもの全てがシットリと湿り、放っておくとそこにもカビがはえるというなんともいたたまれない状況です。
折角買ってきた書籍なども本棚にては壁から離して置かないと本が湿気を吸ってゴワゴワにうねってしまいかねません。
先日は換気をすべくカーテンと窓を久し振りに全開にしたところ、窓枠周囲がカビだらけならまだしも、キノコがふたつはえているのを発見して思わずめまいがしました。
料理をするにも換気扇というものがないため臭いはこもるし、換気のために窓を開ければ室温が一気に下がるという不便さ。
我が部屋は一階で表通りに面しているために、窓を開けたまま外出はおろか、トイレに行くこともままなりません。
窓を開けたまま部屋を離れて裏庭で洗濯を干している間に窓から物品が盗まれたという話も聞いたことがあります。
せめて自分が部屋にいる週末の日中は窓を開けて換気を心掛けているのですが、その間はフリースジャケットの上にダウンベストを着込み、毛糸の帽子をかぶって足から腰までは寝袋を膝掛けにして湯たんぽを抱えて過ごす、といった部屋の中でアウトドアしている不条理。
英国全ての家庭がこんなにひもじい思いをしているかといえば否で、大抵はセントラルヒーティングがホンワリときいていたり、はたまた暖かな暖炉がパチパチと音を立てて身も心も暖めてくれるという寸法です。
「COSY」もしくは「COZY」という英単語があり「暖かくて居心地の良いこと」を指します。
銀座コージーコーナーのコージーです。
冬場に知人・友人の家を訪ねたりしたときなどに「結構なお宅ですねぇ」というようなことを表現するときにこの単語を良く使います。
COSY、良い言葉です。
植物園の中にあるコテッジに住む友人の部屋に遊びに行くと、ここは植物園の温室と熱源を共有していることもあって、万年「ハワイ化」しており真冬でも暑くて窓を開けることがあるといいます。
こりゃ洗濯物も瞬間乾燥だろうなぁと羨ましくなりました。
もし仮にあと数年ケンブリッジにいるのであれば、即、ここを引き払って新しくコージーな部屋を探すところですが、僕の場合ケンブリッジ生活はあと7ヶ月です。
この寒さもあと2ヶ月ほどで緩むでしょうし、アパート解約の予告は1ヶ月前にせねばならず、諸事情をツラツラと考えるに今更の引越しはあまり現実的ではなく我慢することにしました。
アパートの隣人ビル君とも折角仲良くなって、頻繁に一緒にパブに飲みにいくようにもなりましたし。
そんな訳で前向きに「うぉーやるぜ、頑張ったるぜ!!」と盲目的に気分がノッているときは良いのですが、フト我に返り、冷静にまじまじと自分の状況を見つめたりすると、はぁぁっとタメ息が出てくるわけです。
カビはどう考えてもカラダには悪そうで、引越しのその日まで健康でいられることを神に祈る今日この頃でございます。
日本は成人の日で3連休でしょうか。
どうぞコージーな3連休をお過ごしください。
2012年9月10日月曜日
2002年01月06日 「寒いです」
日本は北海道で空港も閉鎖されたり大変な大雪なようで。
今シーズンは東京でも雪が降りましたでしょうか?
御存知のように現在の異常気象は地中海地方にも雪をもたらしているようで、ギリシア、スペイン、イタリアなども軒並み交通機関が麻痺しているようです。
田中外相もトルコで大雪に見舞われ、寝台列車で11時間揺られたとか揺られなかったとか。
まぁ異常ですね。
植物園のジョンは昨日から1週間オーストリアに行っています。
天気オタクで極端な天候を好む彼としては雪が多いのにひかれてのことだと思いますが、「スキーにもチャレンジするのだっ!」とはりきって独りで出掛けていきました。
彼の趣味のひとつが旅行で、今回も一緒に行かないかと誘われましたが彼の申し出に全て「YES」と言っていたら破産してしまいますので丁重にお断りしました。
その他にもミュンヘンに行こうだの、オーロラを見にフィンランドに行こうだの次から次へと企画が出てきて「フンフン」と聞き流すようにしています。
きわめつけは日本旅行計画です。
彼はスーパーマーケットで買物をするときに貰えるポイントをコツコツと貯めてエアマイルに変換し、そのマイレージでそろそろ日本に手が届きそうらしく、最近は顔を合わせれば「いつ帰るの、日本には?」としつこく聞いてきます。
まぁ折角の友人ですのでそれは歓迎してあげたいとは思いますが、ジョンだけのためにわざわざジョンを引き連れて帰国するような余裕はないため「もうちょっと待ったら?」とかわしています。
そんな中。
12月に植物園の21歳になるマークと話していたらばクリスマスプレゼントに話が及び、彼の壮大でロマンチックな計画を知るに至りました。
彼曰く
「クリスマスにね、ヴィッキー(彼女)にプレゼントとして日焼け止めをあげるわけよ。
そうすると何これ?ってなるでしょ。
そこでさらに次のプレゼントとしてハイってアンドーラ行きの旅行のチケットをあげるわけ。」
と鼻の穴全開で教えてくれました。
アンドーラとはスペインとフランスの国境にあるピレネー山脈にある公国です。
21歳の恋。
なかなかやるじゃないの、と思っていたらばフト彼は視線を落として「でも・・・」と言います。
「何サ。でもって?」
「これ、ジョンも一緒なんだ。」
いやいや申し訳ないけどその場で腹を抱えて笑っちゃいました。
そもそもジョンは2人が付き合い始めるころからお互いをよく知っていて、昨年も3人でシャモニーに出掛けたほどです。
因みにシャモニーではマークとヴィッキーのホテルとジョンのホテルは歩いて5分ほど離れていた、というか離したそうですが。
今度アンドーラでは同じホテルで、折角のロマンチックな気分もジョンがいい具合に醒ましてくれるのではないかというのです。
その時はアッハッハ・・・と笑っていた僕もその後ジョンの強烈な勧誘にあってアンドーラ行きに参加することとなりました。
恐らくこれはマークとヴィッキーがジョンをけしかけて、ジョンのお守りを僕に押し付けて二人の恋路を確保しようという作戦だったと思います。
まぁ理由はどうあれ、良く知る仲間だし、行ったことのない場所だしということで決めてしまいました。
まだまだずっと先の話で7月上旬です。
その頃のアンドーラはやたら暑いらしいのですが、そんな暑い思いを早くしてみたいと相変わらず寒い自分の部屋で湯たんぽを抱えながらアンドーラに思いを馳せる今日この頃です。
今日も朝から小雨が降り続き、恐らく太陽は一秒たりとも顔を見せないでしょう。
本当に洗濯物が乾かなくて困ったものです。
写真は1月2日の朝。
夜中に降った小雪、早朝に降りた霜で見事に凍った野バラ。
こういう凍り方はやはり湿度が高いからだと思われます。
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