どうして「スバラシキ英国園芸ノススメ」なのか

ちょっと読んで 「あんまり面白くないなぁ」 と思った方。
騙されたと思ってしばしお付き合い下さい。

7年間の英国留学中にしたためたメールは300を越えました。
そしてこれが 「尻上がり的」 に面白くなっていくのです。

当初の初々しい苦学生の姿から、徐々に英国に馴染んでいく様子は100%ノンフィクションのリアルストーリー。

「スバラシキ英国園芸ノススメ」の旅はまだ始まったばかりです。

2014年9月15日月曜日

2004年01月18日 「困った身近な問題」


冴えない天気、上がらない気温。

そんな中にも確実に日が伸びていくのが感じられ、季節は間違いなく良い方向に向かっていると思われます。

くだらないながらも真剣に悩む、そんな困った問題の話。

現在の住居はいわゆる下宿形式で、大家夫婦との共同生活です。

個室を与えられ、キッチン、シャワーは大家さんと一緒に使います。

慣れてきたとはいいつつも、そこは何かと気を遣ってしまいます。

例えば、ニンニクなどを使った料理をするときには出来る限り換気を心がけたり、夜遅く帰るときには音をなるべく立てないように忍び足にて自室に滑り込んだり、とマア常識的な範囲で気を遣うわけです。

僕は基本的に早起きの生活パターンを貫いており、大体5時半から6時の間に起きて勉強したり、朝ご飯を食べたり、お弁当を作ったりするのですが、そんな早朝に大家夫妻は起きているはずもなく、なるべく音を立てずにとコソコソしているのです。

朝起きるとまず何をするか?

そうです、おトイレに向かいますね。

用を足して、当然にして流す。

そんな当たり前の行為を繰り返していたある日。

トイレを流して、自室に戻った際、カベの奥から「キュルキュル、シュシュシュー」となにやら異音がします。

どうやらカベの中に水道パイプがあるらしく、そんな音がするようです。

当初、「ははーん、セントラル・ヒーティングのお湯が家中を駆け巡る音だな、さては。」などと思っていたのですが、実はこれはトイレを流したあとにトイレのタンクに水をためるために起きる異音であるとある日気付いてしまいました。

この異音、かなりのボリュームで敏感な人なら安眠を妨げられるに値するものです。

早朝、用を足したあとトイレで独り考え込んでしまいました。

今(5時半)流すよりは家をでる直前(7時半頃)に流すほうがいいのかも。

イヤイヤそんな用を足したまま流さないなんてイヤだわん。

もう葛藤の嵐です。

かのシェークスピアは、「To be, or not to be. That is the question.(生きるべきか、死すべきか。それが問題だ。)」とのたまわったらしいですが、タテバヤシは言いたい「To flush, or not to flush. That is the question.(流すべきか、流さぬべきか。それが問題だ。)」と。

どうです。

くだらない問題でしょ。

しかしかなり真面目な問題です。

タテバヤシ歳38にしてトイレについて悩んでおります。

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