現在は申し上げているように、3ヶ月間の集中講義期間で朝から晩まで(ちょっと大袈裟で実際は9~5時)学校での授業、試験、レポートなどに追い立てられ、精神的に疲れています。
授業の中には「植物解剖学」なども含まれ、日によっては半日以上顕微鏡を覗き込み「これが××細胞で・・・」などとやっていて、眼精疲労もかなりのもの。
身体を動かす仕事からはこの期間離れるので、なまるというか、土が恋しくなる訳です。
そんな中、趣味と実益を兼ねて週末を中心にしているのが庭仕事のバイト。
現在、自分が専属で担当しているのが一軒、時折クラスメートの手伝いとして参加するのが一軒。
都合2軒を掛け持ちしています。
これは信じられないほど時給が良くて、ウハウハもののバイトで、本当に生活が助かっちゃう有り難いものです。
先週パブで3年生のアメリカ人、マーティンが「マサヤ、実はフランスに2週間遊びに行くんだけど、その間オレの担当している庭の面倒をみてくんない?」というので「お安い御用!」とばかりに引き受け、先日マーティンと二人で先方宛て挨拶と諸事項の説明を受けてきました。
場所はキューの隣町リッチモンドのなかの閑静な高級住宅街。
約100坪の庭の手入れについてマーティンが説明をしてくれました。
途中、ピンクのチェックのシャツを着た白髪の老人がニコニコ笑顔で近づいてきて、握手をして挨拶をしました。
彼の名は「リチャード」。
とても気さくでいいカンジのおじいさんですが、なんかどこかで見たことあるような、と思って後でマーティンに聞くと彼の名字は「アッテンバラ」すなわち「リチャード・アッテンバラ」。
映画「ガンジー」でアカデミー監督賞を受賞した映画監督であるばかりか、本人は俳優としてもジェラシック・パークの「恐竜園」のオーナー役などでも銀幕に名を馳せたおじいさんです。
そうかー、道理でスゲー家だもの。
と一人で大納得した次第。
でも全く気取ったところがなくて優しいおじいさんでファンになりました。(単純)
そんな訳で今度の週末からマーティンがいない間、新たな庭の手入れをすることとなりました。
時間は全く僕の自由で、例えば今度の土曜日はクラスメートの手伝いを9時から14時まですることになっており、その後その足で15時から19時頃まで(最近は日が伸びて20時過ぎまで十分明るい)頑張っちゃおうか。
その場合時給が××ポンドとして・・・・、ウキーっ!!目の前をお札が舞っていき、これでなんかウマイもんでも食おう、そして欲しかった夏用の水筒を買おう、あまった場合は・・・と皮算用だけは着々と進みます。
オット、本業の勉強も頑張ってますよ、それなりに。
日本はゴールデンウイークですね。どうぞいい休暇をお過ごしください。
ではまた。
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