お知らせしていますネコ騒動、意外な展開をみせてきました。
「起」・・・ネコ・アレルギーを承知の上で楽天的に「ま、なんとかなるさ」と入居。
「承」・・・なんとかなるさ作戦が行き詰まり、転居を前提に大家に事態を告白。
とこれが前回まで。
ぼくのシナリオでは、「それなら仕方がない。どこかまた良い所をさがしてね。」と新たなる住まいを求めて引越しをするのだ、と思っていたのですが。
「転」・・・今朝台所で紅茶を入れる大家の旦那さんと鉢合わせになり、「どうだい?調子は」と聞かれたので、
「イエ、その、奥様から聞いているとは思いますが、実はネコがですね・・・」と言うと、
「オオっ、それね。もう何ら心配はいらないから」というので、要領が飲み込めずにキョトンとしていると、
「あのネコは、あるところで引き取ってもらうことにしたから。いやね、僕もネコはあんまり好きじゃあなかったんで、丁度良かったよ」といたずらっぽく笑うのでした。
シェーっ!!っていう感じでしょうか。
そんな、ついこの前来たばかりの得体の知れない日本人が「ネコ・アレルギー」だからという理由で、長年連れ添ったネコをそんな簡単に里子に出しちゃって良いんでしょうか??
逆を言えば、これは大変な責任を背負い込んじゃったんでは??、と頭を抱えてしまう始末。
一日中ずっとこのことが頭から離れず、若きウエテルのごとく悩みました。
今後はちょっとやそっとじゃあここを出れない、ということです。
本件について相談にのってもらっている学校の担当者もビックリといった感じで、
「アナタ、気に入られたのねぇー」と呆れるやら、感心するやら。
「結」に持っていくにはまだ時期尚早だと思うので、今後も事態を冷静に客観的に受け止めていきたいと思います。
波乱万丈の新生活デス。
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