どうして「スバラシキ英国園芸ノススメ」なのか

ちょっと読んで 「あんまり面白くないなぁ」 と思った方。
騙されたと思ってしばしお付き合い下さい。

7年間の英国留学中にしたためたメールは300を越えました。
そしてこれが 「尻上がり的」 に面白くなっていくのです。

当初の初々しい苦学生の姿から、徐々に英国に馴染んでいく様子は100%ノンフィクションのリアルストーリー。

「スバラシキ英国園芸ノススメ」の旅はまだ始まったばかりです。

2014年6月3日火曜日

2003年09月26日 「ネコ騒動・起承転結」



こんな展開があるとは・・・。

お知らせしていますネコ騒動、意外な展開をみせてきました。

「起」・・・ネコ・アレルギーを承知の上で楽天的に「ま、なんとかなるさ」と入居。

「承」・・・なんとかなるさ作戦が行き詰まり、転居を前提に大家に事態を告白。

とこれが前回まで。

ぼくのシナリオでは、「それなら仕方がない。どこかまた良い所をさがしてね。」と新たなる住まいを求めて引越しをするのだ、と思っていたのですが。

「転」・・・今朝台所で紅茶を入れる大家の旦那さんと鉢合わせになり、「どうだい?調子は」と聞かれたので、
「イエ、その、奥様から聞いているとは思いますが、実はネコがですね・・・」と言うと、
「オオっ、それね。もう何ら心配はいらないから」というので、要領が飲み込めずにキョトンとしていると、
「あのネコは、あるところで引き取ってもらうことにしたから。いやね、僕もネコはあんまり好きじゃあなかったんで、丁度良かったよ」といたずらっぽく笑うのでした。

シェーっ!!っていう感じでしょうか。

そんな、ついこの前来たばかりの得体の知れない日本人が「ネコ・アレルギー」だからという理由で、長年連れ添ったネコをそんな簡単に里子に出しちゃって良いんでしょうか??

逆を言えば、これは大変な責任を背負い込んじゃったんでは??、と頭を抱えてしまう始末。

一日中ずっとこのことが頭から離れず、若きウエテルのごとく悩みました。

今後はちょっとやそっとじゃあここを出れない、ということです。

本件について相談にのってもらっている学校の担当者もビックリといった感じで、
「アナタ、気に入られたのねぇー」と呆れるやら、感心するやら。

「結」に持っていくにはまだ時期尚早だと思うので、今後も事態を冷静に客観的に受け止めていきたいと思います。

波乱万丈の新生活デス。

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