昨日3年生の卒業式があり、月曜日から新入生を迎え、ワタクシはめでたく2年生になります。
キューの3年間で一番シンドイのが2年生、と兼々聞かされているのでこの先一年間、とても不安ではあります。
日本では3月、4月の桜の咲く頃が出会い、別れの季節ではありますが、英国ではこの秋という季節が節目となります。
昨年ドキドキして初日を迎えてから早一年か、と思うと残り2年間もアッという間でしょうね。
さて、昨日今日と急激に秋めいてきました。
具体的にいうと特に日没後に気温がグッと下がり、上着を着ないと寒いカンジです。
加えて日没も日ごと2分づつ短くなってきているようで何か寂しい気がします。
差し迫ったレポート・試験からは現在解放されているため、毎日のほほんと過ごしています。
数週間前にハマースミスというキューから自転車で15分ほど離れた繁華街にある映画館の会員になりました。
会員は毎月9.99ポンド(約2000円)の会費を銀行引き落としにして、あとは好きな時に好きなだけ上映中の映画が見れるというもの。
月に3回ほど見れば元が取れる計算です。
これまで
1.「スパイダーマン2」
2.「ボーン・スープリマシー」
3.「モーターサイクル・ダイアリーズ」
4.「ターミナル」
5.「スーパーサイズ・ミー」
6.「オープン・ウオーター」
と6本を見て元は取りました。
定額なので駄作だろうが、傑作だろうが暇があれば見てやろうという作戦です。
(さすがにキャット・ウーマンを見るほどのヒマは無かったですが・・・)
1、2、4はハリウッドの定番という感じで、まあこんなもんかというカンジですが3は良かったですよ。
二人の医学生が南米大陸をオンボロバイクで縦断しそこで起こ
る様々な出来事のお話で、南米の景色がとてもキレイで、行ってみたいという気持ちに駆られました。
5は30日間マクドナルドのメニューを3食食べ続けたらどうなるのか、といういわばドキュメントですが、これもなかなか楽しめました。
日本版で3食「松屋」で30日過ごしたらどうなるかというのも作れそうな気がします。
お米、生卵ご飯などに飢えている僕としてはチャレンジしてみたい気もしないでもありません。
そして6。
フクザツな映画でした。というのは映画そのものはとてもシンプルでお金もどうやら日本円にして1000万円程度しか掛かっていない低予算映画らしいですが、終り方がとても切なく虚しくて、どうやってこの映画を受け止めたものかチョッと悩んでしまうからです。(駄作のような気もするし、傑作のような気もするし・・・)
物語は夫婦のダイバーがサメがウヨウヨいる大海原に取り残されるという古典的なもので、サメを扱ったジョーズなどの展開を予想してあまり期待せずに見に行ったのですが、低予算だけあって特殊効果などはなく、シンプルな分とてもリアルでした。
ワタクシは映画評論家ではありませんので、あくまでも独断ですが。
映画館からの帰り秋風に吹かれながらペダルをこいで家路に着いたのでした。
添付写真は昨日の卒業式直前のもの。
卒業式故、3年生が主役ですが、一年生も「総合の主席」「植物生理学のテストでの最高得点者」「ベスト・プレゼンテーション」などに賞が与えられ、一緒に写真に収まったジム君(40歳。バリバリのゲイ)は植物生理学の最高得点をとり、ワタクシ(39歳。バリバリのストレート)は僭越ながらベスト・プレゼンテーション賞を受
賞しました。
二人してちょっとおめかしして、式直前に近所のパブで祝杯をあげているところです。
因みに総合の主席はサラ(39歳。バリバリのこれまたゲイ)がと
り、くしくもクラス高齢者が賞を独占したカタチになりました。
ネクタイなぞするのは一年に一度あるかないかですので貴重な画像と申せましょう。
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