どうして「スバラシキ英国園芸ノススメ」なのか

ちょっと読んで 「あんまり面白くないなぁ」 と思った方。
騙されたと思ってしばしお付き合い下さい。

7年間の英国留学中にしたためたメールは300を越えました。
そしてこれが 「尻上がり的」 に面白くなっていくのです。

当初の初々しい苦学生の姿から、徐々に英国に馴染んでいく様子は100%ノンフィクションのリアルストーリー。

「スバラシキ英国園芸ノススメ」の旅はまだ始まったばかりです。

2014年12月11日木曜日

2004年05月15日 「大コーフン!」


前略

リッチモンドというのはキューの隣町。その近隣にはイングランドラグビーのメッカ「トウィッケナム」もあります。

今しがたリッチモンドにある例のリチャード・アッテンバラ邸の庭仕事を終えた後にリッチモンドにあるテスコというスーパーに寄って買物をしてレジに並んでおりましたら、僕の脇を大男が通り過ぎていきました。

見覚えのある顔。

それはイングランドラグビーの現キャプテン、ローレンス・デラーリオでした。

「おおおおっ!!!」と一人で興奮し、レジを済ませるやいなや彼の跡を追いました。

そしてスーパーから50メートルほど離れたところで発見。

ためらわずに「あのースミマセン。大ファンなんですけどサインください」というと193センチ109キロの巨漢は「いいッスよ」と気軽に応えてくれました。

慌ててリュックの中を探すもナントこんなときに限ってペンを持っていないことが判明。

「スミマセン、実は書くものがありません」というと、「オレはリッチモンドに住んでるからまた会うサ」と言って握手をして別れたのでした。

その手はゴツクてブアツクて、スゲー・・・と感動しました。

そんなこと言ってる一方で、「ケンカしたら勝てるかも。イヤ無理か。

でも一発くらいかまして逃げるってテもある・・・」などと大胆な夢想をしておりました。

庭仕事の帰りで自分の手はかなり汚れていましたが、今日は手を洗うのは控えようと思います。

良い一日でした。

以上
 

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